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ゆき(執筆者)
元ウェディングプランナー
ウエディングプランナー10年、管理職として5年勤務していました。
ウェディング業界の裏側まで知り尽くした経験を発信していきます。
久木みゆき
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最近、友達では『お金がないから…』と結婚式を諦める子も多くて。
両親・親族とも遠方で家庭も貧乏で、親からの支援も受ける気のない新婦がコスパよくウェディングをした経験から、お金が厳しくても結婚式を諦めてほしくない!と立ち上げました。

式場スタッフが本音で語る!ブライダルフェアで”冷やかし認定”される意外な理由

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元ウエディングプランナーが明かす、ブライダルフェアで冷やかしと思われる行動や対策について紹介。フェア参加時の心得から、式場側の本音、後悔しない参加方法まで、知っておくべき全てを完全解説します。

元プランナー

私が式場のプランナーをしていた時に「冷やかし」だと感じたカップルはいます!

とはいえ、初めから「冷やかし」という目で見るのは失礼だと思っていたので、来ていただいた方には精一杯応対していました。

元プランナー

しかし、結果的に冷やかしだったとしたら、やはり辛いものがあります…
ただ、お客様側でも冷やかしではないのに、冷やかしだと思われたら辛いですよね。

そこで、ブライダルフェアではどんな方が冷やかしだと思われるのか、そう思われないための対策など紹介していきます。

このブログを見てわかること

・冷やかしで参加するブライダルフェアのデメリットがわかる!

なぜ冷やかし参加はダメなのかがわかる!

この記事を書いた人

ウエディングプランナー10年、管理職として5年勤務していました。
ウェディング業界の裏側まで知り尽くした経験を発信していきます。後悔のない結婚式になると嬉しいです。

ゆき

結論

冷やかしでのブライダルフェア参加はNGではない。
ただし、フェア当日の長時間拘束やフェア帰宅後の営業フォローがしつこい、などデメリットもある。

目次

式場側が冷やかしだと辛い理由と式場がやっている冷やかし対策法

そもそも「冷やかし」とは、どのようなお客様のことを指すのでしょうか?

例えば、ショップだと見に来るだけで買わないお客様もいます。
しかし、ショップではそういうお客様を冷やかしだとは思わずに、ゆっくり見てもらい、また次に来てもらえたらいいなと感じますよね。

元プランナー

結婚式場も同じです。
その日に来てもらって結婚式を挙げることを決めてもらおうというつもりはありません。
見てもらって気に入ってもらって、また次に来てもらって、最終的に結婚式のお手伝いができればと思っています。

しかし、例に挙げたショップと大きく異なるのが「労力」や「コスト」です。

ブライダルフェアにかかる労力

実は、ブライダルフェアには大きな労力がかかっています。

一組のカップルをフェアでおもてなしするのに、だいたい3~5時間かかります。

この3~5時間はフェアの真っただ中のことで、事前にフェアの準備、事後にアフターフォローと片付けなどを含めると、1組のカップルに使う時間や労力は非常に大きいのです。

元プランナー

もちろん、一生に一度の結婚式をお手伝いさせてもらえるなら!という気持ちがあるため苦ではありませんが、もしそれが冷やかしだったらショックは大きいです…

ブライダルフェアにかかるコスト

ブライダルフェアにはそれなりのコストもかかります。

前述したようなスタッフ、試食料理を作るキッチンスタッフ、料理をサーブするサービススタッフなどの人件費が大きくかかります。

加えて試食は、結婚式当日に実際に召し上がってもらう一部を提供するため、コース料理になります。

元プランナー

このお料理の原材料費もかかってくるでしょう。
その他、会場の光熱費など諸々ありますが、大きいコストは人件費と食材費ですね。

式場が行っている冷やかし対策法

式場によって冷やかし対策は様々です。

冷やかしだとわかっていても、そのまま他のお客様と同様に対応する式場もあります。

対策には以下のようなものがあります。

  • 予約の時点で怪しければ、「フェアが満席なので」とお断り
  • 「フェア当日に試食の数が足りないため」と伝える
  • 「結婚式をご希望ですか?当社は結婚式を具体的に進めたい方のためだけにフェアをしています。」と断る
元プランナー

ここだけの話、いちばんツラい冷やかしは「同業者」なんです…。
同業者がノウハウや見積もり金額、料理など情報を取りにお客様のフリをして演技で参加するんですよね…。
これがフェア開催後にわかったら非常にツラいです(涙)

式場側が冷やかしだと感じるカップルは?

式場側が冷やかしだと感じるカップルには以下の特徴があります。

  • スマホばかり触って興味がなさそう
  • 新郎新婦ではなく友人と来ている
  • 試食ばかり気にする
  • 試着をたくさんしすぎる
  • 入籍予定日や結婚式のだいたいの日が決まっていない
  • ほかの式場で決まってしまっているカップル
  • アンケートに何も書かれていない
元プランナー

私がプランナーをしていた式場では、上記の特徴があったとしても全身全霊で対応していました(笑)

ただし、式場によっては上記のような特徴がみられると、フェア参加をお断りする場合や冷たい対応になることがあるようです。

式場側も対応は様々で、いつになるかはわからないけど未来のお客様になる可能性があると感じて対応する式場もあれば、冷やかしだと決めつけて冷たい対応になる場合もあります。

新婦

じゃあ、いつかは結婚式をしたいけど、デートがてらに行くのはダメなのね…。

元プランナー

ダメ!ではないんです。
デートでフェアに参加して、結婚式のイメージが湧いて1年後に結婚式をすることになったカップルもいますよ♪

冷やかしでブライダルフェアに参加した際の結末【冷やかし参加のデメリット】

結婚式のだいたいの時期も決まっていない、実際に結婚式をするのか、両親にまだ挨拶もしていないという段階でブライダルフェアに参加するのは、ダメではありません

しかし、具体的な計画がないのに参加すると、式場もですがカップルにもデメリットがあります

冷やかしでフェア参加した際のデメリットは以下のようなことです。

  • 3~5時間拘束される
  • アンケートで個人情報が式場に伝わる
  • 一部の特典がもらえなくなる
  • ブライダルフェア参加後の営業がしつこく感じるかも

それぞれの詳細を解説していきます。

3~5時間拘束される

元プランナー

まず、ブライダルフェアは大体3時間前後かかります。
長い方では5時間滞在するカップルもいるほど!

ブライダルフェアは、カウンセリングから会場案内、見積もり、試食など内容が盛りだくさんなので、時間がかかります。

元プランナー

式場としては、出会ったカップルにはぜひとも自分の式場で結婚式をしてもらいたいので、想いが強く営業が熱くなります(笑)

ちょっと試食してみたい、ちょっと会場を見てみたいというつもりでも、結局半日近く拘束されることになります。

具体的に結婚式を描いているカップルにとっては有益な時間になるので長く感じませんが、冷やかしだとこの数時間は非常に長く感じるでしょう。

アンケートで個人情報が式場に伝わる

ブライダルフェアに参加すると、最初に必ずアンケートを書くことになります。

このアンケートは新郎新婦様の情報や結婚式の要望などを記載するものです。

プランナーはこのアンケートの内容を元に、ブライダルフェアで話を進めていくのです。

元プランナー

結婚式を具体的に描いているカップルのアンケートはびっしりと埋まっています!
プランナーにとっては、お二人のことを知れる宝のアンケートなのです!

しかし、冷やかしであれば個人情報はあまり書きたくないでしょうし、結婚式のイメージなどを問われても答えられないことが多いでしょう。

元プランナー

とはいえ、アンケートに書かれた個人情報を悪用することは絶対にありません!!
後ほど説明しますが、電話や住所があるため、フェアから帰宅された後のフォローに使わせていただきます。

一部の特典が貰えなくなる

各式場には、ブライダルフェアに参加することで何らかの特典を用意しています。

元プランナー

たとえば、「初めてご来館された方に!!」という特典は、比較的多くの式場に設けられています。

冷やかしで「初めての来館」をしてしまうと、のちのち結婚式を本格的に考え始めて参加する時には「初めて特典」をもらえないことになるでしょう。

新婦

えっ??そんなの冷やかしの1回目でもらっているから良いんじゃないの?

特典が物のプレゼントであれば、冷やかしで1回目に行った時にもらえてOKです。
しかし、特典の内容が「挙式料全額プレゼント」や「ドレス半額特典」などの場合があります。

新婦

本気で考え始めた時には、値引きのプレゼントは付けてもらえなくなるってこと?

元プランナー

そうなんです!
なぜなら値引き系の特典には「有効期限」が設けられていることがほとんど。その期限は「フェアに参加した日から〇月〇日までに結婚式をされた方」という文言になっているでしょうから、フェアの日から長くても半年後でしょうね…

ブライダルフェア参加後の営業がしつこく感じるかも

先ほどチラッと触れましたが、個人情報をアンケートに記載していますので、ブライダルフェア帰宅後からフォローの電話やメール、お手紙などが送られてきます。

元プランナー

プランナーとしては、せっかく出会ったお二人の役に立ちたいので、結婚式に関する提案やアドバイス、必要と思われる資料を送ったり説明したりします。

もし仮に、ブライダルフェアに参加した日、適当に結婚式の希望の時期を話したとします。
すると、その日が他のカップルも希望して埋まりそう…となると、お二人のために電話してお知らせをするのです。

元プランナー

プランナーにとってはお二人のためにフォローをしているのですが、結婚式をまだ考えてもいない冷やかし参加なら営業に感じますし、その営業もしつこい!と感じてしまうでしょうね。

おうちまで資料を届けに来る式場もありますので、困る場合はフェア当日にお伝えしておくとよいでしょう。

冷やかしでの参加はダメではない!しかしデメリットがあるため要注意!

冷やかしでのブライダルフェア参加は、絶対NGというわけではありません

しかし、式場にとっては労力となり、カップルにとっても拘束時間や営業フォローなどのデメリットが生じます。

元プランナー

もし結婚式が遠い先で、計画もまだ、という状態なら、フェアを予約をするときにその旨をお伝えするのも一つの方法です。

それでも丁寧に案内してくれる会場もあれば、営業にならないと冷たい対応になる式場もあります。

冷やかしでブライダルフェアに参加するなら、最低限のマナーを考慮して参加するようにしましょう。

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